新人の時には業務の全てに緊張し肩に力が入っているせいか全部が不安で、どの事柄に不安や悩みが生じているのかはっきりしないかもしれません。しかし、数年経ち業務に慣れてくると何が悩みの種なのか、不安の原因なのかがはっきりしてきます。
介護職の仕事は体力的にも負担が大きく、また精神的な面から見ても悩みが尽きない、繊細な仕事といえます。介護の仕事を辞めたい、と思ったことが介護職の人であれば一度はあるのでは。辞めたい、と感じてしまった時はどのような対策を取ればいいのでしょうか。
利用者との関わりがストレスになったり、苦労している場合。今までの経験をもとに解決できることも多いのですが、業務に少し余裕が出てきているのならば、スキルアップのためにもあらためて介護について学ぶのも良いかもしれません。経験をもとに学び直すことで、新たな発見があったり利用者との関わり方に関する再発見もたくさん見つかるはずです。
職場の人間関係に関しても、新人の時には自分に言われたことは100%信じてその通りにしなくてはいけないと思いがちです。しかし、年数が経つと「それはどうなんだろう?」と思うこともあるはずです。自信を持って関わりを持ち、自分の思うところを伝えつつ、でも相手も尊重するという姿勢を客観的に判断して行うことができるようになってきます。また、合わないような人とは無理に付き合っていく必要もないことも、仕事を続けていくうちに気づいてきます。
新人の時期が過ぎると、仕事に対しても人間関係に対しても気持ちに余裕ができてきて、より大らかな気持ちで介護職に向き合えるようになるのではないでしょうか。介護の仕事で悩んでいる人は、【介護現場のお悩みONLINE】も参考にしてみてください。